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損害保険料控除がなくなる?
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         『保険屋さんのひとりごと』
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このコーナーは保険屋さんが日頃抱えている愚痴や悩みなどを
FP(ファイナンシャル・プランナー)としての立場から少し
冷静に判断して修正し(隠すという意味ではないですよ)保険
業界の裏事情なども話していきたいと思います。

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もうすっかり年末の慌しい時期ですが、
皆様いかがお過ごしですか?

なんて「流暢に言ってる場合じゃないよ!」
という方が多いとは思いますが、もちろん私もその1人です。


そんなクソ忙しい時にメルマガなんて書いてる場合じゃないんですが…
でも年末だからこそ今のうちに言っておきたい事があり、
今この「ひとりごと」を約3ヶ月ぶりに書いてます。



「いったい今更なんなんだ?」



という声が聞こえてきそうですが、
今だからこそ、年内だからこそ言っておこうと思います。





皆さんの中にはまだ知らなかったという人が多いとは思いますが、
タイトルの通り、今まで年末調整などで重宝していた
「保険料控除制度」改正されます。
と言っても変わるのは損害保険料控除のみで、簡単に言うと








「今までの損害保険料控除がなくなり、

  

 地震保険料控除が創設されるのです」








それも来年(2007年)払った分から適用になるので、
今のうちに言っておきます。

今後は、基本的に地震保険に入ってないと
損害保険に関する税金の恩恵を受けられなくなります。


まぁ、いきなりそういわれてもピンと来ないかもしれませんので
簡単に試算したケースを出してみますのでまずは見て下さい。






ケース1は地震保険に入っている人の場合


ケース2は地震保険に入っていない人の場合










ケースその1



1年契約の火災保険(地震保険あり)に入っている人の場合


目的 基本金額   掛金   地震保険   掛金    合計掛金
建物  2000万  30,600円  1000万  35,500円   66,100円
家財  1000万  18,300円  500万   17,750円   36,050円
      基本掛金 48,900円  地震掛金 53,250円   102,150円

*東京23区に建つ一般木造住宅(価格協定特約付住宅総合保険)




この人の今までの損害保険料控除額が全額だとすると、
控除額は限度一杯の3,000円となります。

ところが新制度による地震保険料控除額は
地震保険料限度一杯なので、控除額は50,000円になります。
(いずれも所得税による控除額)


この時点で所得から控除できる金額の差が5,000円になり、
仮にこの人の税率が10%だとすると単純計算で、


年末調整による受取額が5,000円増えることになります。






ケースその2



1年契約の火災保険(地震保険なし)に入っている人の場合


目的  基本金額   掛金  地震保険  掛金  合計掛金
建物  2000万  30,600円   なし    0円  30,600円
家財  1000万  18,300円   なし    0円  18,300円
     基本掛金 48,900円 地震掛金   0円  48,900円

*東京23区に建つ一般木造住宅(価格協定特約付住宅総合保険)



この人の今までの損害保険料控除額が全額だとすると、
控除額は限度一杯の3,000円となります。

ところが新制度による地震保険料控除額が
地震保険料全額だとすると、控除額は 0円になります。
(いずれも所得税による控除額)


この時点で所得から控除できる金額の差が−3,000円になり、
仮にこの人の税率が10%だとすると単純計算で、


年末調整による受取額が300円減ることになります。








この差を見て皆さんはどう思いますか?





「何だ地震保険に入ってなくても

  300円しか変わらないのか」



と思うか。



「多少掛金は増えるけどその分が
 
 ほぼ控除されるなら安心のために入っておこうかな」



と思うか。





どちらですか?

別に地震保険にどうしても入って欲しいから言っているわけじゃないんですよ。

ただ単に、税務上のメリットとデメリットを言っているだけなんで。


まぁ、そう言っているようにしか聞こえないと思いますが(笑)













ちなみにここまでが大まかな概要なんですが、
最初に「年末の内に言っておきたいことがある」と言ってましたね。
もう忘れました?

その理由はこれなんです。




「税制改正に伴う経過措置について」




これは今まで「長期損害保険料控除」を受けていた契約がある場合は、
来年以降も当面その控除を受けられるのです。



そもそも「長期損害保険料控除」とは何かと言うと、
上のケースとは違い一定の契約の場合は
上記の3,000円ではなく、
最高15,000円の所得控除が受けられる制度なんです。

一定の契約とは、

10年以上の契約で満期返戻金があり、

平成18年までに契約したものに限ります





そうです




今年の12月31日までに

10年以上の契約で満期金がある保険に入れば、

地震保険以外にも保険料控除が受けられるのです



ただし、地震保険料控除額と合わせて50,000円が限度になります。
(所得税の場合)





まぁ、来年以降15,000円控除されたとしても

一般庶民が得をするのは1,500円なんですよね。






いずれにしても数千円のためにこんなに熱くなる必要もないか…







いずれも保険料控除は所得税の場合で税率を10%として試算しております。







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全てを公開しております



======== 11月分の変更 =========

  会社名        得 点     順 位

マニュライフ生命   96→100  変わらず(1位)
住友生命       74→ 75   変わらず(28位)
ジェイアイ傷害火災      84  (新規)
トーア再保険     88→ 84  変わらず(7位)

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■生命保険会社の格付ランキング(保険金支払能力)



順 会社名 合計

1 マニュライフ生命 100.00
2 東京海上日動フィナンシャル生命 96.00
3 アリコジャパン生命 94.00
3 AIGエジソン生命 94.00
5 アメリカンファミリー生命 92.00
5 東京海上日動あんしん生命 92.00
5 AIGスター生命 92.00
8 三井住友海上きらめき生命 90.00
8 三井住友海上メットライフ生命 90.00
10 日本生命 89.00
11 ソニー生命 88.00
11 アクサ生命 88.00
11 損保ジャパンひまわり生命 88.00
11 アイエヌジー生命 88.00
11 ハートフォード生命 88.00
11 プルデンシャル生命 88.00
11 マスミューチュアル生命 88.00
18 ジブラルタ生命 86.00
19 T&Dフィナンシャル生命 84.00
19 日本興亜生命 84.00
21 第一生命 83.00
22 大同生命 82.00
23 富国生命 81.00
24 オリックス生命 80.00
24 あいおい生命 80.00
26 太陽生命 79.00
26 明治安田生命 79.00
28 住友生命 75.00
29 三井生命 68.00
30 朝日生命 54.00
31 大和生命 48.00








■損害保険会社の格付ランキング(保険金支払能力)



順 会社名 合計

1 アメリカンホーム 96.00
1 AIU 96.00
3 東京海上日動火災 92.00
3 フェデラル保険 92.00
5 損害保険ジャパン 89.33
5 三井住友海上 89.33
7 ジェイアイ傷害火災 84.00
7 ニッセイ同和損保 84.00
7 トーア再保険 84.00
10 日本興亜損保 82.00
11 日新火災 80.00
12 あいおい損保 78.00
13 エース損保 76.00
13 セコム損保 76.00
13 日立キャピタル損保 76.00
16 共栄火災 72.00
16 富士火災 72.00









このランキングは大手格付会社5社の格付を得点化して
全ての格付が最高ランクになった場合は100点となります。
(格付参考会社)
格付投資情報センター・スタンダードアンドプアーズ
日本格付研究所・ムーディーズジャパン・フィッチレーティングス



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     ■ ■ 編集後記 ■ ■




損害保険会社の不払い問題は
ズルズルと長期化してしまいましたね。



そもそもは保険会社が色んな特約を増やしたのはいいが、
その特約を支払うためのノウハウや体勢が確率されてなかった…

というのがその発端なのですが、
中にはそれまで「不払い」になっちゃうの?
というものもかなりあったようです。



車の任意保険の中にある傷害保険に
「搭乗者傷害保険」というものがある。

これはその車の事故でケガをした時に
定額の見舞金をもらえる商品なのですが、
自分に責任の無い事故でケガした時ももらえる場合があるのです。



例えば、信号待ちで停車している時に
後ろから追突されてケガをした場合。

こんな時は相手側の保険会社から治療費だけでなく、
休業補償や慰謝料などが100%もらえますよね。

今までもらったことのある人は解るでしょうが、
「こんなにもらえるの?」って思いませんでした?

だから、自分の車に付いている
この「搭乗者傷害保険」までもらうなんて想像できませんよね?
それでその保険をもらう手続きというか、
自分の保険会社に言うこと自体も忘れちゃいますよね。

それも「不払い件数」に入ってたりしたら…
保険会社とすればその件数を把握するなんて不可能ですよね。



まぁお客さんにしてみれば、
今まで何年も保険代を払ってきたんだから

「もらえる物はもらう」

というのも解りますが、鬼の首を取ったかのように
「不払いだ〜!」と大騒ぎするのもどうなんでしょうね。




     ■ ■ ■ ■ ■ ■







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